ラーマン監督 エルヴィス伝記映画制作へ

 バズ・ラーマン監督がエルヴィス・プレスリーの伝記映画を手掛ける交渉中のようだ。『華麗なるギャツビー』も記憶に新しいラーマンが、1977年に42歳の若さで他界した人気歌手エルヴィスの半生を描く作品においてワーナー・ブラザース社と数週間に渡って交渉を続けていると報じられている。

 映画版『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を執筆したケリー・マーセルがこの新作に向けて脚本に取り組んでいるところだというが、エルヴィスの人生におけるどの時期を主に描くことになるのかについては明らかになっていない。テカムセ・プロダクションズに向けてゲイル・バーマンがプロデューサー、ホエールロック・インダストリーズのアンドリュー・ミットマンが製作総指揮をそれぞれ務め、ワーナーからはコートネイ・ヴァレンティが同作を担当する。ワーナーはこの新作でエルヴィスの全曲を使用する権利を獲得している。もしラーマンがこの作品へのオファーを引き受けた場合、妻のキャサリン・マーティンも衣装デザイナーと製作デザイナーとして参加する可能性が高いと思われる。

 そんなラーマンには、HBO放送のナポレオンをテーマにしたミニシリーズのほか、『燃えよ!カンフー』のリメイク版など数々の作品が控えているが、次回作としてどの映画に取り掛かるのかは明らかになっていない。(BANG Media International)

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