スタローン、スピンオフでロッキー再演

 シルヴェスター・スタローンが、お馴染みの役柄ロッキー・バルボアを新作スピンオフ映画『クリード』で再演するようだ。マイケル・B・ジョーダンが、「ロッキー」シリーズでロッキーの友人でありライバルであったアポロ・クリードの孫を演じることになっている同新作で、スタローンはその孫をトレーナーとして特訓し、ボクサーとして育あげる役を演じると明かした。ただ、スタローンはこのスピンオフはあくまでも独立した作品であって「ロッキー」シリーズの第7作目ではないと強調している。

 スタローンは、11日(土)にロンドンのパラディウムで開かれた「アン・イブニング・ウィズ・シルヴェスター・スタローン」で、ジョナサン・ロスに「ライアン・クーグラーと組んで『クリード』っていう映画を製作することになってるんだ」「これがかなりおもしろいんだ。だって、みんなはこれが『ロッキー7』って思ってるけど俺の役は脇役だからね。この役を演じるのは素晴らしいことだよ。先の長くない人間が、生きている間に持っている知識を誰かに譲る役だからさ。この映画は素晴らしい作品になるし、かなりのチャレンジにもなるはずさ。必ず製作にこぎつけるつもりだよ」と語った。

 スタローンによると本作は、「ロッキー」シリーズの中でロッキーがトレーナーのミッキーから受け継いだ知識をミッキーと交信しながら、弟子に伝えていくというのが物語の中心になるそうだ。今回の映画がミッキーの人生に焦点をあわせた作品になるのかというファンからの質問に対して、スタローンは「信じるか信じないかは別として、この作品の中で俺『ロッキー』はミッキーになっていくのさ。ロッキーも年を重ねてきて、ミッキーと交信するような感覚の中で、次第にミッキーのようになっていくってわけさ。俺の言いたいこと分かるだろ?」「ミッキーの言った『俺がお前の守護天使になる』みたいなセリフを今度はロッキーが弟子に言うんだ。それに気づいたロッキーは、ミッキーが自分の魂やDNA に深く刻み込まれてるって気づくのさ」と答えた。

(BANG Media International)

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