ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズとテイク・ザットのゲイリー・バーロウという新旧ボーイズバンド・スターがタッグを組んで新曲を制作する可能性があるようだ。ハリーはニューヨークに滞在していた際、ゲイリーに会って同じく人気ボーイズバンドとして活躍してきたゲイリーのキャリア話に耳を傾けただけでなく、さらにゲイリーから作曲についてのアドバイスを受けて、共に作曲する話まで会話が発展したという。ある関係者はザ・サン紙に「ゲイリーはニューヨークで映画『ネバーランド』のブロードウェイミュージカル版の音楽を手掛けているところなんです。それでハリーもニューヨークに滞在していると知ったゲイリーがハリーを誘ったんです」「ゲイリーは若い時に結成したテイク・ザットの話や最近の仕事のことなどをハリーに話してあげました。ハリーは魅力的な若者ですし、年長者の話にもちゃんと耳を傾けるんですよ。ハリーは年上と仲良くするのが好きで、彼らからできる限りのアドバイスを吸収していますね」「ゲイリーは自分の作曲の技法を話して聞かせ、機会があれば一緒に曲を書こうと申し出たんです」と話す。

　今回、人気絶頂のハリーに対して年長者としての懐の深さを見せた現在４２歳のゲイリーだが、同じくテイク・ザットのメンバーであるロビー・ウィリアムスは先日、ワン・ダイレクションにはテイク・ザットにおけるゲイリーやジェイソン・オレンジといったグループをまとめるリーダー格が必要だと話している。「ワン・ダイレクションには、ゲイリー・バーロウやジェイソン・オレンジみたいな何かと指示を出してまとめてくれるメンバーがいないみたいだね。皮肉なことに、ちゃんとしたダイレクション（方向）がない感じさ」「まるで俺やマーク・オーウェンしかいないバンドじゃないか。これから彼らに何が起こるか見ものだね。今後が楽しみさ」

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）