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金八先生の武田「時々、沖田浩之のことを思い出します。バカだよね…切ないね」

ファイナルに感無量の武田鉄矢=赤坂のTBS
 【2011年1月21日付デイリースポーツ記事より】

 俳優・武田鉄矢(61)が教師・坂本金八役で主演を務め、1979年のスタート以来、高い人気を誇ったTBS・MBS系ドラマ「3年B組金八先生」が、3月下旬放送の特番「3年B組金八先生ファイナル(仮)」で最終回を迎えることが20日、明らかになった。ファイナルでは武田が32年間にわたって演じた金八先生が定年退職する。さらに、教壇を去る恩師のために、歴代生徒たちが大集合する予定だ。

 金八先生の定年退職とともに名物ドラマがフィナーレを迎える。金八が超当たり役となった武田は「何よりも一つ肩の荷を下ろすという感じ。寂しさはあるけど…。定年退職まできちんと演じさせていただいて、一役者として心より感謝してます」と感無量の面持ちで思いを語った。

 時代に即した教育問題を扱った番組では、生徒役からたのきんトリオや女優・上戸彩(25)ら数々のスターを輩出した。「贈る言葉」など主題歌もヒット。社会に影響を与え続けた。

 武田は「熟れた木の実が地面に落ちるように自然。正直『待ってました』という思いもあります。始めたころから『定年でやめて、あの土手を1人で歩くんだ』と思っていた。目指していたゴールにたどりつけて幸せなんです」と、やりきった充実感を漂わせた。

 最高の32年だった。79年に第1シリーズが始まると、誰よりも喜んだのは亡き母(イクさん)だった。歴代の生徒たちは武田を慕い、今も自宅を訪ねてくるという。社会からドロップアウトした生徒や、亡くなった生徒のことも忘れられない。「時々、沖田浩之(故人)のことを思い出します。ずっとこらえてたんだよね。バカだよね…切ないね」。武田にとって「金八」は人生そのものだった。

 「ファイナル」の撮影は今月下旬に開始される。定年退職を控えた坂本金八が、3Bの生徒たちの問題に取り組むかたわら、自身の体調不良や娘の結婚など、内なる問題にも立ち向かう姿が描かれる。武田は「最後の一本、ラストスパート、頑張ってやります。終わったらガクッとするのかもしれないね」と全力投球を誓った。やさしく、時にはしかれる理想の教師・坂本金八が、最後の授業でも生徒にありったけの愛情を注ぐ。

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