桂文枝「原点」の地で60周年記念ツアー発表「僕の落語の始まり。運命的なものを感じた」桂米朝さんを口演を聞いた関大の講堂

落語家60周年記念独演会全国ツアーを発表した桂文枝は、両手で「60」をつくる
落語家60周年記念独演会全国ツアーの開催を発表した桂文枝
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 落語家の桂文枝(83)が1日、大阪府吹田市の関西大千里山キャンパスで会見し、落語家60周年記念独演会全国ツアー(12月19日、兵庫・小野市うるおい交流館エクラ開幕)の開催を発表した。

 文枝は、1966年12月1日に入門。かつては「特別講堂」と呼ばれた母校・関大の講堂「KUシンフォニーホール」を、60周年記念独演会ツアーの発表場所に選んだ。大学2年生の時、同所で桂米朝さんの落語を聞いたといい「僕の落語の始まりは、この特別講堂だった。あっ、自分はこういうことをやろうと。関西大学のここで見て、運命的なものを感じて、流れでプロに入っていったような気がする」と落語家生活の原点だと振り返った。

 同級生だった関大文学部元教授で元衆院議員の林省之介氏(83)と落語研究会「落語大学」を創設した。文枝は「すごい名前しとるなあと。その時でも、省之介っていうのは古い感じの名前で…。吉本興業の部長から『入らないか』と言われて入って、その時に社長室に連れて行かれて紹介されたのは(吉本興業の元会長、社長を務めた)林正之助で、人生っておもしろいなぁ…と思った」と、運命的な“ハヤシショウノスケ”つながりを振り返った。

 文枝は「いろんな思い出がある60年。本当にあっという間の60年でした。集大成というよりは、これからの桂文枝をみなさんに見ていただきたい。全国のみなさんに回っていきたい」と、約1年に及ぶ全国ツアーを前に意気込んだ。

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