映画「免許返納!?」で20年ぶり舘ひろしと共演・大地真央、美の秘訣語った 古希も輝き衰えず「人間は食べ物でできている」まず健康から
俳優・大地真央(70)が映画「免許返納!?」で、20年ぶりに舘ひろし(76)と共演した。主演の舘が演じるスター俳優・南条弘と旧知の仲の大御所俳優役で、宝塚歌劇団時代の後輩だった真矢ミキ(62)とは初共演。このほど、デイリースポーツのインタビューに応じ、舘や真矢への思い、今もなお輝きを放ち続ける秘訣(ひけつ)などを語った。
舘とは2006年のNHK大河ドラマ「功名が辻」以来、20年ぶりの共演となった。
同作でそれぞれが演じた織田信長、お市のきょうだい関係のように、今作でも仲良しの俳優同士という親密な設定。「久しぶりにご一緒ができるということで楽しみにしておりました」と撮影を心待ちにしていたといい「この映画は舘さんがいけてない風な雰囲気を見せながらもやっぱりかっこいいんですよ。舘さんの魅力にあふれています」と熱弁した。
運転免許の返納という社会的なテーマに向き合う作品ではあるが、悲観的に捉えずコミカルに描かれる。主人公の南条は70歳になっても愛車のフェラーリを乗り回したいと訴えるが「危なくないですか?」と笑う。自身は「もう20年くらい運転はしてない。宝塚の時は毎日というぐらい運転をしていましたけど」とペーパードライバーを自認するが、免許返納の考えについては「私は返納する気はないです」と言い切った。
運転こそ遠ざかっているが、自身にとって車内は「仕事への準備の場」という。「結構やることがありますよね。メークもしますし、台本はもちろん、原稿読みや打ち合わせとか。移動の時は割とそういう時間になりますね」。車内で仕事モードに切り替え、現場に臨んでいる。
宝塚歌劇団出身の真矢とは初共演。真矢からは音楽学校時代から自身のファンクラブに入っていたというほど慕われていた。一方で、真矢の夫のバレエダンサー・西島数博氏の舞台に夫婦で見に行ったり、食事をしたりと親しい間柄という。「最初は照れくさいような感じでした。打ち合わせなしのアドリブで話すシーンもあって、延々に話していて舘さんも吹き出してました」。気心知れた間柄だからこその濃密なシーンに手応えを口にした。
2月に古希を迎えた。昨年は「ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~」で映画初主演を果たすなど多方面でなお活躍を続けている。人々を魅了する美を保つ秘けつを問うと「人間は食べ物でできていて、健康の先に美があると思っているので、体にいいものを食べようと思ってます。ジャンクなものや、体にどうなの?みたいなものは食べないように心掛けています」と信念を明かした。
美のために自身を厳しく追い込むわけではないが、撮影や舞台稽古、公演中は禁酒モードに変わる。「無理してるわけではなくて、それが自然な流れとしてずっとやってきているので」。長年培ったルーティンの継続が今につながっている。
夫はデザイナーの森田恭通氏。料理好きといい「上手なんですよ」とうなずく。多忙な日々の中でも「家で作り置きしてくれたりして、ありがたいことです」と感謝。夫の助けもまた、活躍を続ける理由となっている。
◆大地真央(だいち・まお)1956年2月5日生まれ。兵庫県出身。73年に59期生として宝塚歌劇団に入団。82年に月組トップスターとなる。黒木瞳との名コンビでも知られた。85年に退団。主演したドラマ「最高のオバハン 中島ハルコ」シリーズなど幅広く活躍。2007年にデザイナーの森田恭通氏と結婚している。
