北村匠海が「日本映画批評家大賞」主演男優賞 「一番大事にしているのが目」明かした芝居の極意

 映画評論家たちによって設立され、映画人が映画人に贈る賞を標榜する「第35回日本映画批評家大賞」の授賞式が1日、都内で開催され、北村匠海(28)が「愚か者の身分」で主演男優賞を受賞した。2025年公開作が対象で、同作は作品賞、監督賞、林裕太の新人男優賞と合わせ、最多4冠を獲得。「国宝」が吉沢亮の主演男優賞、横浜流星の助演男優賞など3冠で続いた。

 北村は「自分の強みをあえて封印するという挑戦」を評価されての受賞。闇ビジネスから抜け出そうとする若者を演じる中で、登場シーンの多くで顔を覆いながらも、その奥の表情や感情までが伝わるようなすごみある演技を示した。

 スピーチでは「一番大事にしているのが目の芝居なんです。自分が一番大事にしているものを捨てて、彼(主人公)が見せてくれた僕だけにしか見られなかった景色がありました」と実感を込めた。作品賞にも選ばれ、永田琴監督らと並び「日本映画を盛り上げていく使命をもらったと思います」と決意を新たにしていた。

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