狂気のデスメタルシンガー・杉本ラララ降臨 閣下のパク…オマージュ? 悪魔から死神に「ビズリーチ」SNSでバズり中の1京41歳 12・9渋谷で大規模ワンマン開催決定
阿鼻(あび)叫喚に満ちたおぞましきデスメタルシンガーがデイリースポーツに降臨だぁー!!シンガー・ソングライターの杉本ラララが、今年12月9日に渋谷LOVEZ(約2000人収容)で自身大規模となるワンマンライブ「俺の胸で泣かせてやる」を行うことが決定した。人間から悪魔を経て、昨年8月に死神に“転職”して以降、SNSで動画がバズってブレーク。今年1月には大手レーベルのソニー・ミュージックとも契約。飛ぶ鳥を落とす勢いの死神が、これまでの苦難の道のりと、目標とする日本武道館のステージへの思いなどを語った。
“人間時代”を「非常に優しい男で、爽やかなシンガー・ソングライター(※個人の感想です)」と振り返る杉本ラララ。ただ、周囲に実力は評価されるも「集客は本当に悩んで。いい音楽を作っている自負はあったが、外に届いていかない」と苦しい時期を過ごす。
そこで昨年6月、あるライブに突如、悪魔に魂を売ったスタイルで登場。その結果は-。「ただでさえ少ないファンも、だいぶ減りまして…」。それでも約1カ月で、さらなる変化を決断した。
「悪魔はデーモン閣下(聖飢魔2)という重鎮がいるので、かぶってしまうのは失礼だなと」。悪魔時代の年齢は10万40歳(当時)。確かにパク…大幅にかぶっている。「悪魔から死神に転職しました。ビズリーチで」。すごいなビズリーチ!!
「年齢も1京と41歳。完全オリジナルでやらせてもらっています」。閣下はもちろん「地球よりも年上」というツッコミ所はさておき、決断は大きな分岐点となった。
エッジの効いたMCのショート動画がバズり、SNS総再生回数は6000万回超え。インスタグラムのフォロワーも10万人突破。当然、各レーベルからも「3000社ぐらいから声がかかって(※個人の感想です)」とオファーは殺到。「2999社を全部蹴って(※個人の感想ですので)」ソニーと契約した。
1月には代表曲「ゴライコー」の感謝の100回歌唱と異色の企画も敢行し、会場で涙を流すファンも。死神は胸を熱くする。「(配信の)投げ銭も死ぬほど入りまして。チャリン、チャリンと。やって良かった。家賃もしばらく大丈夫です!」。いや、そっちかい!!
…ともあれ、快進撃は止まらない。13日に新EP「死ぬとき笑えるように」をリリース。12月には渋谷LOVEZで、自身最大規模のライブも開催決定。目指すは、日本武道館のステージだ。
“人間時代”は夢物語の武道館も「しっかり目標になってきた」と死神。変化を受け入れたファン、新しく集ったファン、多くの人たちが今、力を与える。「私1人だけじゃなく、武道館はみんなでかなえる夢になった」と思いを強くした。
そして、ステージをともにする音楽仲間へ-。「直接は恥ずかしくて言えないが…」。では、活字を通して伝えよう。
「少ないギャラで一緒にやってくれて、『絶対に売れるから』と背中を押し続けてくれた。是が非でも恩返しをしたい。心の中で必ず連れていくぞ!という思いでいる」
熱い言葉にあてられたか…。強烈な喉の渇きを覚えた。「大丈夫、寿命は奪ってないぞ。逆に増やしておいた」。怖っ!!だが、その寿命は使うまでもない。杉本ラララが日本武道館に降臨-。遠い未来ではないその日を、楽しみに待ちたい。
◇ ◇
杉本は13日に新EP「死ぬとき笑えるように」をリリースした。3月に発表の新曲「山青し」を含む全4曲。「『山青し』は中年、壮年を迎えた人たちに聞いてもらいたい人生讃歌の思いで書いた曲だ。(全体も)生きることの面白さとか尊さとかを歌っている曲が集まった」とした。
9月のワンマンツアーも完売。10月18日に大阪・心斎橋BIGCATで追加公演「病んでいる俺たち最高~血湧き肉躍るBIGCAT編~」、12月9日には渋谷LOVEZで自身最大規模の公演「俺の胸で泣かせてやる」の開催も決定した。
「テーマは『いっぱい泣いて、いっぱい笑ってもらう』だ。日々の暮らしで嫌なこともあると思うが、全部忘れて楽しんでもらおうというのが根本にある」と意気込んだ。
◆杉本ラララ(すぎもと・ららら) 山口県下関市出身。2010年にアコースティックユニット「おつかれーず」で活動を開始。テレビ番組への楽曲提供などで評価を高める。ユニット解散後、17年以降はソロ活動を本格化。クラウドファンディングによるアルバム制作や全国のライブ活動を展開してきた。25年6月に悪魔へ変貌を遂げ、同8月に死神へ“転職”。SNSを起点に大きな話題となり、大手メジャーレーベルのソニー・ミュージックと契約した。座右の銘は「人生をもがき楽しむ」。
