ポルノグラフィティ 広島凱旋ライブ8日から熱いステージで2日間盛り上げる!! “原点”で新たな音を鳴らす
広島が生んだ人気ロックバンドのポルノグラフィティが8日から2日間、広島市中区の広島文化学園HBGホールで凱旋(がいせん)ライブを開催する。全国ツアー「20thライヴサーキット“水”」の一環として行われる公演。地元との結びつきが深いボーカルの岡野昭仁(51)とギターの新藤晴一(51)にとって、広島でのステージは特別なものとなりそうだ。
ポルノグラフィティの岡野、新藤はともに広島・因島出身。因島高校時代に出会い、音楽を始めた2人にとって、故郷は単なる出発点ではなく、表現の核であり続けている。
被爆80年となった昨年はNHK広島放送局のプロジェクトに参加し、テーマソング「言伝-ことづて-」を制作。被爆体験の証言者の言葉に触れながら「記憶をつなぐ」という使命と向き合った。過去にも歌詞が全編広島弁の「邪険にしないで」、ひろしま男子駅伝大会テーマソング「Rainbow」、G7広島サミット応援ソング「アビが鳴く」など広島ゆかりの曲を発表している。
広島を愛し、カープを愛する2人。2000年に広島での初ライブを行って以降、毎年のように地元でのステージを重ねてきた。05年には因島市と尾道市の合併に際し、故郷への恩返しへ島の小中高生を無料招待したライブを開催。デビュー25周年イヤーには、23年に世界遺産・厳島神社で感謝の奉納演奏を成功させ、翌24年に因島史上最大規模の野外公演を実現した。
今年2月にEP「種」を配信リリースし、ツアー「水」を展開。秋には約4年ぶりとなるアルバム「果実」の発売も控える。「種は眠り、水に目覚め、果実となって響き始める」というコンセプトのもと、作品とライブが連動する大型プロジェクト。EP収録曲はツアーを通じて磨かれ、観客の熱気や歓声という“水”を得て成長し、「果実」として結実するのだ。
今回のツアーは3月19日の静岡公演を皮切りに、全国28カ所35公演を回る。2人の絆とファンの熱気に支えられ、各地で大きな盛り上がりを見せている。
そして原点とも言える広島で自らの歩みと向き合いながら、新たな音を鳴らすステージに臨む。昨年10月のFANCLUBツアー広島公演後、岡野は「お客さんに話しかけたら広島弁で普通に返ってきて、親戚かと思ったわ。2公演最高じゃった!」とSNSに投稿。地元ならではの一体感を喜んでいた。
今年もまた広島で響くポルノの音。この2日間も2人とファンにとって、特別な時間となるに違いない。
