三遊亭円楽 芥川賞作家・中村文則執筆新作落語を6月18日に本の聖地で披露

芥川賞作家・中村文則氏(右)執筆の新作落語を行う三遊亭円楽
芥川賞作家・中村文則氏(右)と三遊亭円楽
芥川賞作家・中村文則氏(右)と三遊亭円楽
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 落語家の七代目三遊亭円楽(48)と芥川賞作家の中村文則氏(48)が22日、都内で会見を行い、落語会「文学×落語 三遊亭円楽×中村文則 ~円楽、中村文則 執筆 新作落語 相勤申上候。~」を6月18日に東京・紀伊國屋ホールで行うと発表した。

 円楽は、2005年に「土の中の子供」で芥川賞を受賞した中村の小説のファンで、10年前に手紙を書いたことがきっかけで、親交を温めたという。「新作落語を書いてくださいと依頼をさせていただいて、快諾いただいた。同い年なんですが、決め手は『何もかも憂鬱な夜に』を読んで強烈なパンチを受けて、こんな天才がいるのかと。手紙を出させていただきました」と説明。当日は中村の新作落語「座れない」を披露する。

 中村は古典落語、新作落語を勉強し吸収してから、約1カ月間かけて、執筆。「七代目円楽を襲名することでそのお祝いとして書かせていただきまして、渡す前に何人かの人に読んでもらったら、とても評判がいいので、すべったら全部、彼のせい」とプレッシャーをかけると、円楽は「ちょっと、待ってください」と笑った。

 中村は24年に野間文芸賞を受賞するなど、人気作家な身もあり、円楽は「売れっ子作家の方にずうずうしく、お願いをしました」と感謝すると、中村は「忙しい中、なんと無料で。中村さんは無料でやっちゃうから」と言い、会場を笑わせた。

 演芸場での開催ではなく、紀伊國屋ホールで開催することに「中村さんが書いてくださったので。本の聖地でやることができて、紀伊國屋ホールさんに感謝です」と話した。

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