片岡鶴太郎 35年ぶりに舞台主演 名探偵ポアロ役に「過去一番の膨大なセリフ」
俳優でタレントの片岡鶴太郎が30日、都内で鈴木拡樹とのW主演舞台「ブラック・コーヒー」(4月8日開幕)の稽古場取材会に登場した。
片岡は、今作が35年ぶりの舞台主演作となる。「35年前は、水森亜土さんのご主人が主催していた、劇団未来劇場で、私の主演の舞台を書き下ろしていただいた。その時は、渥美清さんが見に来てくださいましたね」と感慨深げに振り返った。
同作は、世界的推理作家アガサ・クリスティの舞台戯曲で、片岡は名探偵エルキュール・ポアロ役を演じる。
自身の役どころについて、「ポアロをやろうとなったのは2年前。事前に舞台脚本を読んで、ポアロのセリフはほとんどカットされてないし、できないとなった。それほどポアロの言葉が後々伏線になることがある。なので、過去一番の膨大なセリフですね」と明かした。
続けて、「みんな、おいそれと手を付けないやつの気持ちがわかりましたね」と笑わせつつも、「みんなやらないからこそ、挑戦すべきもの」と意気込んだ。
稽古を振り返り、「日本で名探偵と言えば金田一耕助で、私は30代の頃に演じた。でもポアロの重厚な味というか奥深さは、人間経験を踏まないと出せない。役者だけの技量ではできない」と話す。
続けて、「私の71年間の生き方を、すべてこちらに投影できる機会をいただいたのは、非常にうれしく幸せな時間」と喜びをかみしめていた。
4月8~12日に、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、同18~26日に、東京・品川ステラボールで上演される。
