八代目尾上菊五郎 四月大歌舞伎で音羽屋ゆかりの演目に初挑戦 侍ジャパンから「刺激をもらっている」
歌舞伎俳優の八代目尾上菊五郎が11日、都内で四月大歌舞伎・團菊祭五月大歌舞伎の取材会を行った。
昨年5月の襲名から約一年、菊五郎さんと呼ばれることに「まだ慣れなくて。もう少し時間がかかりそう」とはにかんだ。四月大歌舞伎・昼の部では、音羽屋ゆかりの作品「裏表先代萩」を初めて演じる。「父の演じる姿をずっと見てきて、いつか自分もやってみたいと思っていた」と喜びを口にし「菊五郎という名を預かった以上、歴代の菊五郎が大切にしてきたものを胸に、作品の魅力が伝えられるよう勤めたい」と身を引き締めていた。
現在行われているWBCについて聞かれると「野球という文化が日本で発達してきたように、歌舞伎も庶民の娯楽として磨き上げられてきた。分野は違えど侍ジャパンからはとても刺激をもらっているし、試合を拝見しながら歌舞伎道を極めたいと自分を奮い立たせている」と明かした。
四月大歌舞伎は4月2日~27日、團菊祭五月大歌舞伎は5月3日~27日に東京・歌舞伎座で上演される。
