「グラン・ブルー」「レオン」のジャン・レノ 日本で5月に自叙伝的一人舞台「らくだ」上演「僕の人生はらくだのようだ」
世界的に大ヒットした「グラン・ブルー」や「レオン」などの映画で知られるフランスの名優ジャン・レノ(77)が、一人舞台「ジャン・レノ ソロ・パフォーマンス『らくだ』」を5月に日本で上演することが4日、分かった。5月10日~24日の東京芸術劇場 シアターウエストを皮切りに富山、兵庫、静岡、宮城、石川、高知、福岡、山口、京都、愛知、岡山で公演を行うもので、世界初演となる。
レノはカサブランカでスペイン人の両親のもとに生まれた。フランスから米国へと拠点を移しながら、盟友のリュック・ベッソン監督作品や、「ミッション:インポッシブル」、「GODZILLA ゴジラ」といったハリウッド大作にメインキャストで出演。世界的に活躍している。
「らくだ」はレノ自身の作で、「僕の人生はらくだのようだ」と語る彼の歩みをたどる自叙伝的な作品。人生に深い影響を刻んだ出会いや出来事を出演した映画の記憶と重ね合わせながら、彼の半生、人々との精神の交歓の軌跡を音楽と物語で描き出していく。演技のみならず歌声も披露され、映像では体験できないレノの真価が直接感じられる舞台となる。
レノは「若き日より、私は世界という大きな織物の中を旅してきました。スペインの血を受けて生まれ、フランスに育ち、英国のミューズを伴侶とし、いま、アメリカを故郷としています」と自身の人生を回顧。
創作の動機を「私は長年、自身の人生の旅路を紡ぐ舞台作品--『航海(ヴォヤージュ)』を創り上げることを夢見てきました。舞台は、物語と歌、映像のキャンバスとなり、観客を、ひとつの旅路へと導きます。人生という唯一無二の美は、それぞれに異なりながらも、普遍の歩みを抱いています。悲しみも、喜びも、それはすべての人に共通するものなのです」と説明している。
俳優としての原点に立ち返るためにあえて母国を離れ、言語も文化も異なる日本で世界初演を行うことを決めたレノ。日本とフランスの出演者とスタッフによる共同制作でレノの人生を舞台芸術に昇華させ、東京から世界に発信する。
