大泉洋 武道館「伝説の大失態」から2年 リベンジツアー開催「男の子ですから。負けたままでは終われない」
俳優の大泉洋(52)が、芸能生活30周年を記念した全国アリーナツアー「芸能生活30周年記念!!大泉洋リサイタル2-リベンジ-」を開催することが14日、分かった。5月30日の札幌公演を皮切りに、神戸、横浜の3都市を巡る。このほどインタビューに応じた大泉は、2年前の日本武道館で「伝説」となった大失態を振り返りつつ、節目の年の「雪辱戦」について激白した。
ツアーのタイトルに「リベンジ」という刺激的な文言を入れた。詳細について大泉は「いや、うるさいんですよ、スタッフは。とにかくツアータイトルを決めてくださいって」と多くを語らず。ただ、思い浮かぶのは“あの雪辱”。ファンにとっても期待と不安が入り交じるステージになりそうだ。
2024年2月の日本武道館公演。当時、猛特訓を重ねて挑んだピアノの弾き語り曲の演奏中、緊張のあまり鍵盤が「真っ白い板に見え、どこを押したらどんな音が出るか分からなくなった」とパニックに陥り、前代未聞の7回ものミスを連発した。
大泉は「初武道館を終えて、あんなに落ち込んで帰ったやつはいない」と自嘲気味に振り返る。ただ、その必死な姿に親交の深い福山雅治は「演出を超えた演出」と笑った。普段は展開を読んで絶妙な先回りするエンターテイナーが慌てふためく姿は、会場を深い感動で包み込んだ。
公演後、所属事務所の会長からは「もうあんなものはやめろ。おまえには向いていない」ととがめられた。周囲からも再挑戦を危ぶむ声が上がる中、大泉は「やっぱり男の子ですから、負けたままでは終われない」と一念発起。具体的には「スタッフから明言を避けられている」とけむに巻くが、その不敵な笑みは、禁じられたはずの「リベンジ演奏」への並々ならぬ闘志を感じさせた。
今回のツアーに向けた最高の予習教材となるのが、4月3日に発売される映像作品「生誕50周年記念!!大泉洋リサイタル」。最大の見どころは、武道館でのミスシーン。「潔くノーカット」での収録に大泉は「誰にも作れない時間、勇気を持って見てほしい」と苦笑いするが、映像を世に出すことが、次なる「リベンジ」への布石ともなる。
好評の「映画ラストマン-FIRST LOVE-」公開など、2025年を「忙しすぎた」と振り返った大泉は、ツアー後は「勇気を持って休む」と断言。26年後半を前に行う雪辱ステージは、エンターテイナーとしての意地を爆発させる時間になる。
