NHK紅白歌合戦復活を徹底分析!瞬間最高世帯視聴率5年ぶり40%突破の3つの理由とは

 昨年大みそかの「第76回NHK紅白歌合戦」(第1部、後7・20~8・55。第2部、後9・00~11・45)の瞬間最高世帯視聴率が40・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、5年ぶりに40%の大台に乗ったことが5日、分かった。午後11時44分に白組優勝が発表された場面だった。24年の瞬間世帯最高視聴率は第2部で記録した35・9%で4・8ポイントも上昇した。テレビ離れが進む中、年末の風物詩として健闘。デイリースポーツの紅白取材班が“復活紅白”の理由を分析した。

 ①激増!!タイパ重視の名曲メドレー

 紅白成功1つ目の要因は「タイムパフォーマンスのよさ」が考えられる。25年の紅白は、RADWIMPS、AKB48、TUBE、Perfumeら9組がメドレーで歌唱。23年の3組、24年の5組を大きく上回った上、特別企画にもメドレーが散りばめられた。

 TikTokの台頭で歌詞をサビだけしか知らないという世代が増え、サビだけ歌唱できるカラオケも出現。タイパ重視の昨今、メドレー形式で効率よく、名曲の“おいしいところ”を楽しめた紅白だった。

 ②B’zを踏襲!!永ちゃんの衝撃演出

 2つ目は「B’zの成功体験」が挙げられる。24年は超目玉として、B’zがデビュー36年で初出場。朝ドラ主題歌「イルミネーション」を録画で披露したかと思いきや、NHKホールに2人が現れ「ultra soul」などを追撃した。

 日本中が一斉に「ハイ!」と飛び上がった24年の成功体験をもとに、25年は矢沢永吉がB’zと同じ方式で追加歌唱。24年の記憶が新しい視聴者の「何かやってくれるだろう」という期待を裏切らず、サプライズ演出で衝撃を与えた。

 ③要所で注目歌手&ベテラン投入

 3つ目は「構成の妙」だ。視聴率が上昇傾向にある第2部は、中弛みをしないように要所で注目アーティストが配置された。序盤は前田敦子、大島優子らレジェンドOG集結のAKB48が会場を沸かせ、中盤には特別企画の矢沢や松任谷由実ら大物を投入していった。

 後半は米津玄師が音楽チャートを席巻中の「IRIS OUT」を世界初パフォーマンスするなど、視聴者の注目を維持することに成功。近年はトリ、大トリが固定化されていたが、初の大トリとなったMrs. GREEN APPLEが新風を吹かせた。

 構成の妙やサプライズの投入で、年末の風物詩として意地を見せつけた紅白。26年以降も様々な演出に注目したい。

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