大みそか放送の「第７６回ＮＨＫ紅白歌合戦」（後７・２０）のリハーサルが２９日、東京・渋谷の同局で行われ、Ｍ！ＬＫなど初出場組が意気込みを語った。

　男性５人組・Ｍ！ＬＫは、おそろいの「Ｉ♡Ｍ！ＬＫ」のＴシャツを着用して仲良く登場した。塩﨑太智（２５）は「１０年間夢見てきたステージに２日で立てるかも！緊張したら、イイじゃんを右からやるか左からやるか間違えそう。一番良いイイじゃんを届けられるように練習します」とハイテンションで答えた。

　初の紅白リハーサルを終え、塩﨑は「台本がすんごい分厚い！由緒正しき紅白だからか、輝いて見える。ピカーって光って見える！」とマシンガントークを続け、山中柔太朗（２４）はグループで２～３冊あるという台本を「誰が持ち帰るかを考えている。じゃんけんになるのかな？家に欲しいもんね」と欲を出した。

　紅白は「イイじゃん」の歌唱のほか、坂本冬美のステージにも踊りで参加する。坂本と同じ和歌山出身の塩﨑は「坂本さんに『同じ和歌山出身ですよね』と声かけようとしたら、坂本さんから言われて光栄だった。ご自身がプロデュースされている梅干しをいただいて食べた。頑張れそう」と笑顔を浮かべ、首に手を添えて「おいしいじゃん」とポーズを決めた。

　ＣＤデビュー１０周年の節目に結成当初からの目標である紅白出場をかなえ、佐野は「整いました！」と切り出して「結」と今年の漢字を発表。「色々な目標を掲げ、すごくたくさんの方に支えられて種をまいてきた。点と点が線になって結ばれたなと思う。この紅白の大きなステージとも結ばれた年で、応援のおかげで結ばれた感じ」と充実を語っていた。