玉川徹氏 庶民はインフレという形で税金を払っているのと同じ→「インフレ税」に言及→今後も円安は進行し物価高に

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が23日、テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」に出演し、「インフレ税」について言及した。

 番組では、年末に物価高に苦しむ人々の姿を取り上げた。玉川氏は「残念ながら物価はこれからも上がっていくんじゃないかとマーケットは見ているみたいですね。長期金利は昨日2.1%だった。円はこれから先も安くなるだろうと。それにつられて物価も上がるだろう、物価が上がれば金利も上げざるをえない。そういうことなんですね」と今後も物価高になるだろうとの見通しを示した。

 続けて玉川氏は「最近また、インフレ税という言葉が聞こえるようになった。インフレになるのは税金を払っているのと一緒だと」と言及。「どういうことかいうと、3%くらいインフレになってますよね。10年続くと物価が1・3~4倍くらいになる。そうなるとお金の価値が25%くらい減るのと一緒になる。そうすると1000兆円の借金がすでにありますが、これが250兆円ぶんくらい減るのと同じことになるんです。今まで発行されているぶんに関しては。だからその分、我々は税金払っているのと一緒だと。つまり、インフレという形で今まで以上にお金を払った分は、政府から見れば税金を払ってもらっているのと一緒だという考え方です」と述べた。

 玉川氏は「そういう形で、庶民はインフレという形で税金を払っているのと一緒だという考え方ですね」と話した。

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