Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅが２０日、都内で７枚目のアルバム「ＳＴＡＲＲＩＮＧ」（２４日発売）のリリース記念プレミアイベント「『ＳＴＡＲＲＩＮＧ』プレミアナイト」を開催。作品のテーマを存分に生かしたレッドカーペットなどでティアラ（ファンの呼称）と喜びを共有した。

　永瀬廉（２６）が「われわれ史上一番の超大作」と胸を張る全１２曲仕立ての新アルバムのテーマは「映画」。この日のイベントは、架空の映画館で上映される映画に見立てた、楽曲１１作品分の特報映像などを上映するイベント。永瀬が深い緑のジャケット、高橋海人（２６）がネイビーのセットアップで登場し、本物の映画ＰＲをほうふつとさせるレッドカーペットイベントには、小雨が降る中、抽選で当選した約７２０人が声援を送った。

　取材会では、２人がアルバムについての思いを熱弁。永瀬は、表題曲を除いた１１曲それぞれが映画作品としてのコンセプトやあらすじを持ち、特報映像も撮った力作を振り返り「自分たちとしてもすごいなと。余すことなく堪能してほしい」としみじみ。高橋は「身を削った。一日が２４時間は本当に足りないと思うような１年だった。今回は胸を張って届けられるというか、聞いてほしい」と話した。

　グループ活動だけではなく、それぞれ俳優としても躍動した２０２５年。大みそかの「ＮＨＫ紅白歌合戦」に加え、新年にはドームツアーも控えており、永瀬が「来年は今年以上のことをしていかなアカンなと身が引き締まる思い。ご期待ください」と前を見据えると、高橋は「自分たちが１年じっくり煮込んだ、料理をしてきたアルバムがいよいよ発売します。ここからは皆さんの作品。おいしく召し上がってください」と呼びかけた。