杉村太蔵、ふるさと納税の控除上限に「菅政治の見直しの時期にきている」菅元首相推進のインバウンド、民泊政策「副作用目立ってきた」

 元衆院議員でタレントの杉村太蔵が3日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」に生出演。政府・与党がふるさと納税の控除額について見直し方針であることに言及した。

 番組では、2026年度の税制改正で、政府・与党がふるさと納税の控除額に上限を設ける方向で検討に入ったことを報じた。「高所得者ほど控除額が大きく高額の返礼品を受け取れるため、『金持ち優遇の制度』との指摘もある」と伝えた。

 2日に自民党と日本維新の会の税調会長が協議し、制度設計を見直すことで一致。今後控除額に上限を設ける水準について議論を行う方針としている。

 杉村は「これはねえ、ちょっと難しいんですけど…。菅政治のちょっと見直しの時期にきているのかな」と切り出した。「このふるさと納税もインバウンドの拡大も民泊も、当時、菅官房長官時代に強力な政治力で推進してきましたよ」と菅義偉元首相が官房長官時代に旗振り役となってきた政策を説明した。

 続けて「ただ過ぎたるは及ばざるがごとしで、ふるさと納税も返礼品の過当競争になったと。インバウンドもオーバーツーリズムの問題が出てきたと。民泊も住民トラブルが起きてきたと」と弊害について指摘。「功の部分はものすごく大きいんですけど、ちょっと副作用の部分が目立ってきたなあと。あれから10年、修正の段階に入っているんじゃないかというのが私の受け止めですね」と述べた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス