【高市自民】高市首相「失敗したら、だから女性は」の偏見 「ガラスの天井」の先に「ガラスの崖」もあると 流行語「働いて×5」→「長時間労働を美徳の意図ない」
高市早苗首相が1日夜にX(ツイッター)投稿。「自民党総裁に選出された直後の私のスピーチの一部が、今年の『新語・流行語大賞』の年間大賞に選ばれ、気恥ずかしさも感じながら受賞式に出席しました」と伝えた。
「『働いて働いて働いて…』は、決して長時間労働を美徳としたり、奨励したりする意図ではございません」とも記した。
「国家の経営者」を目指し、「多くの経営者の皆様が社員や取引先を守り社会に貢献するために寝る間も惜しんで働いておられるのと同じく、国民の皆様のために懸命に働いていく、その決意を述べたものです」とした。
「女性首相」も受賞対象となったとし、自身は「初の女性首相』を目指して仕事をしてきたわけではないとする一方「いわゆる『ガラスの天井』を一つ破ることができた、そのことで『勇気づけられた』と受け止めて下さった方がおられるならば、とても嬉しく光栄に存じます」と記した。
ただし「『ガラスの天井』の先には、『ガラスの崖』もあるのだそうです」と指摘。
「組織の危機、いわば失敗しやすい状況の時には、女性がリーダーのポジションにつきやすいとされる現象です」と解説し「そして、実際に失敗してしまうと、『だから女性はリーダーに向いていない』という偏見に繋がるとも言われています。こんな言葉を日本から一掃するべく、日本の今と未来のために懸命に働き、結果を出してまいります」と記した。
