88歳の重鎮俳優、軽度認知障害を告白 「幻視」症状で病院へ「図形が壁に見えて…」

 俳優の山本學(88)が1日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。軽度認知障害(MCI)であることを公表した。

 山本は「僕は幻視という症状から始まった。図形が壁に見えて、何だろうと思って。それが続いてああそうかと。親父がアルツハイマーで認知症の本などを読んでいたのでお医者さんに『幻視だと思うんですけど』と(相談)」したところ、精神科を紹介され検査。

 その結果「軽度認知障害って。初めて知った」と診断を受けたといい「軽度だから、生活を変えれば進行が変わるかもしれない」と言われ、リハビリを開始。「一番役に立ったのが、週3回の体操」だったといい「それをきちんとやると、家の中がしっちゃかめっちゃかだったのが、いつの間にか綺麗に片付けてあって。生活のメリハリをきちんとすることが大事」だと振り返った。

 また、この収録の10日前に「玄関で転んで。鼻から落ちて血が出て。鼻が曲がってる」といい、黒柳もびっくり。山本は「老人の病気、あんまり精神科とか行きたがらないが、できるだけ早く行った方がいい。後は睡眠が大事。脳にエネルギーがいるので食べ物とか。それを意識的にやらないといけないが、1人暮らしだとそれをやりにくい」と現状も話していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス