杉咲花 真っすぐ恋愛に向き合う27歳主人公役 日テレ系「冬のなんかさ、春のなんかね」で主演

 主演を務める杉咲花
 杉咲(左)と今泉力哉監督
2枚

 俳優・杉咲花(28)が来年1月期の日本テレビ系ドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」(来年1月14日スタート。水曜、後10・00)で主演を務めることが30日、分かった。監督、脚本は映画「アンダーカレント」などの話題作を手がけた今泉力哉氏。考えてしまう人に向けた「普段着の恋の物語」となる。

 杉咲が演じる主人公・土田文菜は小説家として2冊を出版し、3冊目を迷いながら執筆中。普段は古着屋でアルバイトをする27歳で、恋人はいるものの、これまでの恋愛体験が影響し、いつの頃からか「きちんと人を好きになること」を避けてしまっている。「まっすぐ“好き”と言えたのはいつだろう」とふと思い、今の恋人と真剣に向き合うために、これまでの恋愛を振り返っていく。

 杉咲は今作について「とりたてて大きな事件が起きたり、登場人物が成長するようなこともあまりない物語なんです」と感想を口に。その上で「何げない人と人とのやりとりの中で流れる『間』とか、小さな心の機微にも、思いやりや切なさがある」とし「あまりドラマにならないような、シーンとシーンの間にきっと繰り広げられているであろうささやかな瞬間ばかりが描かれていて。今泉監督らしい細やかな視点の優しさに筋肉がゆるまって、ふぅ、と息を吐きました」と充実感に浸った。

 今泉氏はゴールデン・プライム帯(GP帯)でドラマ初監督を務める。「恋愛って考えれば考えるほど分からなくなってしまう。そういう人が文菜を見て今のままでいい、私だけじゃないと思ってもらえれば幸いです」とアピールした。

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