日テレ福田社長 国分太一側の人権救済申し立てに「大変戸惑っております」 ヒアリングは「適正なもの」
日本テレビは27日、都内で定例社長会見を開いた。23日に元TOKIOの国分太一(51)側が開いた会見や主張に対して、福田博之社長(64)は「大変戸惑っております」と述べ、改めて問題に対する同局の対応は「適正なものだったと考えております」と主張した。
同局は6月20日に福田氏が緊急記者会見を開き、国分に「コンプライアンス上の問題行為」があったことから「ザ!鉄腕!DASH!!」降板を決定したと発表。国分側は事実認定した内容や判断の詳細な理由について、同局が国分側に知らせていない点などを問題視し、対応に瑕疵(かし)があったとして日弁連に人権救済を申し立てた。
福田氏は「代理人弁護士と今年8月に連絡をいただいて以降、真摯(しんし)に協議を続けていた最中に突然このような申し立てが行われた。代理人自ら週刊誌に漏えいして、一方的な情報を世間に流布しております」と非難。「関係者のプライバシー保護など、最も重視してきた部分を軽視している」と、真っ向から対立した。
国分側はコンプライアンス違反の詳細が分からないと主張するが、福田氏は「事情をお伺いしたときに双方で理解できた。その場で確認もしている」と強調。ヒアリングも「代理人がおっしゃるような、誘導的尋問やだまし討ち、そういった表現には全く当たらないと考えています」といい、「適正なものだった」と主張した。
また、昨年1月から芸能活動を休止していたダウンタウン・松本人志(62)が来月1日からインターネット配信サービス「DOWNTOWN+」を開始することを受け、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」を提供すると明かした。
