公明代表 「なぜ石破総裁、岸田総裁のときに突き詰めなかったのか」→企業・団体献金の規制強化について聞かれ答えた
斉藤鉄夫公明党代表が10日にBSフジで放送された「プライムニュース」に出演し、視聴者からの質問に答えた。
長野美郷キャスターが「たくさんメールが来ているので読ませていただきます。岡山県の60代の男性です」とし、「そんなに前から考えているならなぜ石破総裁、岸田総裁のときに突き詰めなかったんですか」との質問だった。
斉藤氏は10日の高市氏との会談後の会見で、企業・団体献金の規制強化について「自民党はいつも検討する、検討すると言い続けた。だが、1年前から何も行われていない」などと述べていた。
斉藤氏は質問に対し「一番大きな違いは、今回、選挙に負けたということです」と切り出した。「石破総理との連立政権協議のときには与党が選挙で負けたという現実はありませんでした。先程来、わたしが危機感を抱いた、与党に対して危機感を抱いたのはまさに昨年の衆議院選挙、石破政権になってからですけども、衆議院選挙、参議院選挙で大敗をした。その大きな原因がこの政治とカネの問題にある。そういうことを経て初めての連立政権協議が今回の連立政権協議です。石破政権のときとはそういう状況の違いがございます」と答えた。
