立川志の輔の弟子・志の彦が真打昇進会見 ヒッチハイクで弟子入り志願から18年「七転び八起きで」
立川志の輔一門の落語家・立川志の彦(42)が22日、都内で行われた落語協会の新真打披露昇進会見に、師匠の立川志の輔(71)と出席した。
2007年に、立川志の輔の公演先の名古屋に実家のある東京・練馬からヒッチハイクで弟子入りを志願したという志の彦は「1日も早く弟子入りしたい思いで行きました。小さい頃から人を笑わすことが好きで、落語に出会えて、師匠に出会えて、今、そのようななりわいで生きていくことができて本当にありがたいこと」と喜びをかみしめた。
2021年からは妻の実家がある群馬・高崎に移住したいう志の彦は「高崎といえば、だるまが有名なんですが、だるまといったら七転び八起きですので、どんなことがあってもそれを笑いに変えてお届けできたら」と決意を込めた。
今月28日に真打昇進披露落語会を行う。師匠の志の輔は東京出身の志の彦に「(弟子の)ほとんど地方出身者ですが、さっぱりとした粋のいい江戸落語をやってほしい。真打になったら一作は新作を作ってほしい」と期待した。
