小泉進次郎氏は「落ち着いて余裕あるような雰囲気持ってた」と金髪記者・石田健氏「大臣やって自信ついたのでは」
ジャーナリストの石田健氏が20日、日本テレビ・読売テレビ系「サタデーLIVE ニュースジグザグ」に出演。自民党総裁選を巡って、小泉進次郎氏の変化について語った。
番組では、この日行われた小泉氏の出馬会見の速報を伝えるなど、22日告示、10月4日投開票の自民党総裁選について特集した。
これで、5人の候補が全員公約を発表したが、石田氏は「今回の選挙っていうのは、基本的に各候補者ともあまり目玉を出さない。つまり論争になるようなことを避けて、党内が泥沼化したり、分離したりすることから避ける傾向にある」と党内融和を優先し、とがった公約は出さなかったと指摘した。
その中で、給付付きの税額控除を掲げた高市氏に触れ、「長期に効いてくるだろう。これは経済学者からも一部好評ではありますけども、税額控除のような仕組みを大胆に提案してきた。というところは高市さんは長期の公約を掲げてきたなという印象です。そこに対しても、小泉さんはだいぶ抑えてきたなという印象」と他の候補との違いを述べた。
続けて「先日、小泉氏と直接お話をしたんですけど、かなり落ち着いて、結構、余裕があるような雰囲気を持っていました。議員とか自民党関係者に聞くと、農水大臣をやって、非常にご本人としても自信がついたんじゃないかと言う方が非常に多かったんですよね」と話した。
「そういう意味では、ある種、自民党にとっての原点のような政策を掲げて。前回のように例えば討論会で失点する、記者会見でネガティブな反応を受ける。こういうことがないように進めていく中で、高市さんとの差が出ているんじゃないかなと思います」と、前回の総裁選での失敗を意識しての言動ではないかと推測した。
