【ポスト石破】石原伸晃氏 裏金問題を本気で処断する総裁候補の名前→結城弁護士は1人疑念「昨年総裁選では最も距離遠いと思った」
元自民党幹事長の石原伸晃氏が14日放送のテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」に出演。番組では石破茂首相の辞任表明に伴う、10月実施の自民党総裁選とポスト石破を特集した。
総裁選は小泉進次郎、高市早苗、林芳正、小林鷹之、茂木敏充の5氏による争いが有力視されるが、誰が総裁になっても衰退傾向が続くのではないかとの話題に。
石原氏は「表紙を変えてもダメなんですよ。政治と金の問題が根底にある」と指摘。「石破さんだから手を付けられなかった。党内基盤がなかったら大きなことは進まない」と語った。
では次の候補5人の中に、政治とカネ、裏金問題に決着を付けられる人物はいるのかと問われると「高市さんも小泉さんもやると思いますよ」と返した。「それやらなかったら、表紙が変わっただけと、国民の皆さんに見透かされる」と語った。決着が必要だと「若い方は特に思ってるとおもう」とした。
一方で結城東輝弁護士は「国民を巻き込んでしっかり政治とカネの問題に向き合うだ、みたいなのが、いま候補者の口から出てないように感じます」と語った。
「真正面から向き合おうとする方がどれだけいらっしゃるのか」とした。
高市氏に関しては推薦人の半数以上が裏金問題の関連議員だった。結城弁護士は、「高市さんは昨年総裁選では最もそこから距離が遠い言説をされていた」と感じた旨を指摘。「本当に今回総裁選で真正面から取り合ってくれるのかには、少し疑問があると思います」と述べた。
