小泉進次郎氏の陣営「他の候補者との論戦に耐えられるか」を懸念、須田慎一郎氏が総裁選現状分析、最短の13日間になった理由

 ジャーナリスト須田慎一郎氏が13日までに更新されたYouTubeチャンネル「ただいま取材中」で自民党総裁選について分析した。小泉進次郎氏の陣営側は、進次郎氏が「他の候補者との論戦に耐えられるか」を懸念しているという。

 須田氏は「9月10、11日に小泉進次郎氏が出馬しないのではないかという説が流れました。12日に沈静化しました。最大の後見人である菅元総理が激怒して出馬を確約してしまった」と述べた。さらに須田氏は「小泉陣営に計算違いが起こっている。それは何なのか」とし、総裁選が9月22日告示、10月4日に投開票となることを確認した上で、「フルスペック型として最短のスケジュールになっている。ロングランでやると小泉さんに不利になる。先の総裁選の反省として、露出を控えよう、あまり表に出ないようしよう。論戦が苦手」と陣営が考えていることを伝えた。

 須田氏は「小泉進次郎さんをかつごうとしている人たちがまずやったことは、とにかく総裁選の日程を最短にする。13日に設定する。そしてなるべく露出を控えるようにする。場合によっては現職の大臣ということもあって公務を入れる。論戦を避けようという方向に持っていこうとしたんです。出馬を先送りしてぎりぎりにして、その方が国民の期待も高まって、いよいよ真打ち登場というスケジュール感を思い描いていたんです」と背景を語った。

 続けて須田氏は「10、11日に小泉進次郎不出馬説が流れて、打ち消すために菅元総理が『準備万端だ。選対はスタートしている』というようなことを言ったので一気に不出馬説が打ち消されたのですが、事実上の出馬宣言をやったようなものなんです」と述べた。

 「論戦を苦手とする小泉進次郎さん。総裁選本番に突入した際にはどういった主張を見せるのか、果たして他の候補者との論戦に耐えられるのかどうか。他の陣営に聞くと、公開討論会が開かれた場合は小泉進次郎さんに質問が集中するだろうと。集中砲火に耐えられるか、党員党友はどのように受け止めるのか、逃げ切ることができるのか、というのは今問われているところなのかなと。いずれにしても小泉進次郎陣営が思い描いたスケジュール感は今のところ失敗に終わりました」などと現状を分析した。

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