夏木マリ 聖地で六甲おろし歌いたい ファン歴60年「もう最高。再び黄金時代が」「阪神って常に優等生ではない。そこが魅力的」

 トラッキーのぬいぐるみを手に虎ファッション姿で猛虎愛を爆発させた夏木マリ
 力投する阪神のジーン・バッキー=1966年
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 プロ野球・阪神タイガースのセ・リーグ優勝を記念した、虎党芸能人による祝福企画「バンザイ!芸能界虎党 歓喜の輪」。第2回は俳優の夏木マリ(73)が登場です。ファン歴60年という熱すぎる虎党で、2年ぶりのVに喜び爆発。今季の戦いぶりや、甲子園球場での野望などあふれる思いを語りました。

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 虎グッズもスタイリッシュに着こなす姿からファン歴の長さもにじむ。「もう最高の気分です。再び阪神の黄金時代が来ています」。愛する球団の2年ぶりのリーグ優勝に喜びを爆発させた。

 今季はテレビでほぼ全試合を観戦。阪神の戦いぶりを聞くと「みんな生き生きとやっている。投手陣は安定していて早川(太貴)投手もよかった。佐藤(輝明)内野手はもちろん、中野(拓夢)内野手の攻守もいいんですよね。坂本(誠志郎)捕手のインテリジェンスもすてき…」と熱い思いは止まらなかった。

 現役時代から見続けている藤川球児監督の采配も好きだという。「選手の年齢が近いのもあるのかな。若手も積極的に投入するし、ダメならすぐ代えるよ、という決断も早い。選手の休ませ方も『ここで休ませるの?』というような大胆な感じもする。見ていて新鮮ですよね」と、長年見続けている夏木にとっても新しく映った。

 阪神を応援するきっかけとなったのは、1962-68年に在籍したジーン・バッキーさんをテレビで見た時だった。「ある日の巨人戦でした。テレビで見てかっこいいって」。そこがファン歴60年の始まりだった。現在はお気に入りの選手に岩崎優投手を挙げる。安定したクローザーで「あのポーカーフェース。安心して任せられる。勝った試合でベンチに戻ってマウンドでは見せない笑顔を見せるんですよ。ドキッとしますよね」と照れながらも明かした。

 リーグ優勝で満足はしていない。CS、日本シリーズと日本一への戦いは続く。「ドキドキを楽しみたいですね。阪神っていい時と悪い時の差がすごくある。常に優等生ではない。でも、そこが魅力的なんです。アップダウンも楽しませてもらいます」と期待を込めた。

 自身も阪神が活力となっており、かつては京セラドームだったが、阪神戦で始球式も務めたことがある。当時は練習をし過ぎて本番までに肩を痛めてしまったと笑いながら振り返り、次は甲子園球場で始球式ではない野望も掲げた。「甲子園で勝って『六甲おろし』を歌いたい」。大ベテランがまだまだ熱すぎる思いを届け続ける。

 ◆夏木マリ(なつき・まり)1952年5月2日生まれ。73年に歌手デビュー。80年代から演劇にも活動の場を広げ、芸術選奨文部大臣新人賞などを受賞。01年にはアニメーション映画「千と千尋の神隠し」で湯婆婆役を演じた。ドラマではNHK連続テレビ小説「カーネーション」、同「おかえりモネ」、NHKBSプレミアム「照子と瑠衣」などに出演。

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