中山秀征 番組ぐるみの詐欺被害を告白 超大物ハリウッド俳優とLAロケのはずが「詐欺に遭った」→まさかのオチにスタジオ大興奮
タレントの中山秀征が8日放送のフジテレビ系「酒のツマミになる話」に出演。番組ぐるみで遭った詐欺被害とまさかの逆転劇を明かした。
中山が明かしたのは、1999~2018年まで19年続いた長寿ロケバラエティー番組「ウチ来る」で起こったハプニング。ゲストの思い出深い街を一緒に歩くという番組で、ゲストに決まったのが、なんと映画「マトリックス」が大ヒットし、人気絶頂だったキアヌ・リーブス。まさかの大物ハリウッドスターに、当時共に番組進行を務めていた飯島愛さんは「キアヌに会えるからって、新しい着物を数百万かけて」仕立てたという。「やってくれるのかな!?」と半信半疑だった中山も、キアヌのサインが入った英文の契約書を見せられ、番組クルーと共にキアヌの思い出の街、米ロサンゼルスへと向かった。
ところがロケ当日になって「コーディネーターが『ちょっとキアヌが今日到着しなかったんです。『大丈夫です。明日は必ず』」と延期に。次の日もキアヌは姿を見せず。「さすがにちょっと待てよ。初日、2日目いないって。さすがに時間ないじゃないですか」とコーディネーターに居場所を尋ねたものの、要領を得ず、映画会社に連絡したところ、パリにいることが分かった。
3日目にはとうとうコーディネーターも姿を見せず、「要は詐欺に遭ってるんですよ。全員。クルーも全部行って」と詐欺被害に遭ったことが判明。それまで、事前にキアヌのギャラを全額要求するコーディネーターとスタッフが押し問答していたという。中山がスタッフに「恐らくキアヌは来ないから。でも何も撮らないのもよくないから、ロスまで来て。キアヌに会えるかどうかを撮っておこう」と提案し、キアヌゆかりの店を訪ねるロケを敢行した。
もちろんキアヌに会えるはずもなく、OAできる状況ではなかったが、偶然にも映画のプロモーションのためキアヌが来日することが判明。映画会社にオファーし、キアヌへの取材が実現。中山は「15分か20分ぐらいもらえたんですよ。オチができたから、最後はキアヌに日本で会って『日本かい!』っていうオチで」と、奇跡的にオンエアできたと明かし、スタジオも大興奮だった。
