鈴木貴子衆院議員、父・宗男参院議員との意見対立「通常運転である」 父は石破首相続投支持、娘は反対
自民党の鈴木貴子衆院議員が3日、TBS系「サンデー・ジャポン」にVTR出演。石破茂首相の進退を巡って、父の自民党・鈴木宗男参院議員と意見が対立していることについて言及した。
自民党の参院選大敗を受けて、党内の石破降ろしは加速。貴子氏も総裁選の開催を求めて、石破首相の続投に反対している。一方、今回の参院選で自民・比例代表で当選した宗男氏は「党全体の責任ですから、それを一人(石破首相)だけターゲットにして責任取れというのは短絡的」などと話し、石破首相の続投を指示している。
この親子対立について、番組のインタビューに応じた貴子氏は「よく親子で意見が真逆じゃないかというコメントを頂くんですが、鈴木家にもし定点観測のカメラを付けていただければ、親子で全然違うこと言ってるのは、通常運転であるっていうことは、30分ぐらい見ていただいていれば、すぐに分かっていただける」と特別なことではないと強調した。
浦野芽良アナウンサーから「親子げんかには発展していない?」と問われると、「親子げんか?通常モードだから、別にけんかではないんですけど…。ただ鈴木宗男参院議員もああいう性格ですから、決して折れるようなタイプではないのかな」と、互いに譲ることはないとも話した。
