フジテレビ・清水賢治社長と実業家・堀江貴文氏が２２日、都内で、ｉＵ情報経営イノベーション専門職大学の江端浩人教授の担当科目「クロステックビジネスデザイン」の特別授業にゲストとして登壇した。講義という形で、珍しいツーショットが実現。「メディア」「コンテンツ」「サブスクリプションビジネス」「生成ＡＩの活用」の４つのキーワードをテーマに授業が展開された。

　江端教授が先月２５日のフジ・メディア・ホールディングスの株主総会後に二人にゲスト講師をオファーし、今回の授業が実現した。教授から学生時代について質問された清水社長は「友達が少なかったので、どちらかというと自分の趣味をしていた。真面目な学生で、３年までに単位を取ってしまって、３年で卒論を書いた」と回想した。

　これに堀江氏は「就職活動で（フジに）入ったんですよね？ほかはどこを受けたんですか」と即座に質問し、清水社長は「三井不動産とか、いろんな開発に興味があった」と答えた。一方の堀江氏は「大学の寮に住んでいた。激安の寮で月額４８０円だった。水道・光熱費も２０００～３０００円で。大学行かなくて良いと分かってからは、マージャンばっかりやっていた。３、４年でインターネットして、それ（大学）どころじゃないと」と振り返った。