にしたん西村社長 へずまりゅう氏奈良市議当選と参政党の躍進を分析「本当にSNS時代」→とにかく「知名度を上げること」

 「にしたんクリニック」や「イモトのWiFi」などを手がけるエクスコムグローバル株式会社の西村誠司社長が22日、TikTokに動画を新規投稿。任期満了に伴う奈良市議会議員選挙が20日に投開票され、無所属で新人で過激な動画投稿をする「元迷惑系ユーチューバー」として知られるへずまりゅう氏(34)が奈良公園の鹿の保護などを訴えて初当選したことに「SNS時代」をキーワードに参政党の躍進と絡めて分析した。

 西村氏は「笑っちゃいけないんですけど、参政党の躍進もそうなんですけど、このSNS時代っていうのか。ショート動画とかYouTubeとかまさに時代を反映した当選なのかなと思いました」と切り出した。

 西村氏は「今までやってきたことがいいか悪いかというよりも、ショート動画とかSNS上の発信が連鎖して広がる時代というのは、いい悪いじゃなくて、とにかく話題を呼んで拡散していくということ。つまり“知名度”がいかに大事なんじゃないかと思ったんです」と分析。

 西村氏は自身のマーケティング理論の中核のコンセプトとして掲げているのが、「とにかく知名度が全て」と強調。にしたんのプロモーションでも「にし」と「たん」だけを連呼し、「にしたんを知ってもらうこと」と特化した手法をとったことを述べた。「僕の場合は認知度を上げるためには嫌われようが、アンチを生もうが思い切って振り切ってやってるじゃないですか」と述べた。

 西村氏は「へずまさんは、一番最下位の当選者の約4倍の約8000票を集めた。本当にすごい」と感心。「彼が過去にどういったことがあったかに関しては特に批判的なことを言うつもりは無い。むしろそういった方でも市民の方が選んだ。奈良市民のためにいい政治活動をして、奈良市議になって良かったなと思える活動をしてくれたらと思います」と期待した。

 西村氏はまた「本当に今はSNS時代。とにかく知名度をどう上げていくか。参政党の躍進もそうですけど、党首がインフルエンサー化というか。過激なことでアンチを生もうが、神谷宗弊さんもいろんな失言があったと批判を浴びたけど、でも発言に力があって認知度がSNSで上がった」と持論を述べ、自身がかねて考え、実践してきた「知名度を上げる」ことが正しかったのではと述べた。

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