フジ清水社長×ホリエモン 大学でゲスト講師 AIの可能性で意気投合
フジテレビ・清水賢治社長と実業家・堀江貴文氏が22日、都内で、iU情報経営イノベーション専門職大学の江端浩人教授の担当科目「クロステックビジネスデザイン」の特別授業にゲストとして登壇した。「メディア」「コンテンツ」「サブスクリプションビジネス」「生成AIの活用」の4つのキーワードをテーマに授業が展開された。
コンテンツの未来について議論。清水社長は「コンテンツの未来は、メディアの上に乗っかるコンテンツは無限大になっている。無限大のストレージを持っている。ですから、作れる物もたくさん作れる。作るのにすごくお金かかる物もあるけど、AIを使えば、画像処理も簡単にできる。自分がもし小中学生だったら楽しいだろうなって思います」と笑顔。堀江氏も納得の表情だ。
AIの事業にも取り組んでいる堀江氏は「早くやった方がいいですよ」とAIを活用した事業を勧めると、清水社長は「絶対そこに勝機がありますよね。これはいくらでも試せるのが良いですよね。テレビは不自由で準備するのに何カ月もかかってしまう」と続けた。
これに堀江氏は「どうなんですか?中にいる社員さんたちは、イノベーションのジレンマに陥りがちじゃないですか?」と尋ねると、清水社長は「テレビの置かれている状況は、典型的なイノベーションのジレンマになっている。過去の成功モデルが本当に邪魔をしている。別にiPhone一つでできるなら、試してみればいいと思う」と語っていた。
