Ｓｎｏｗ　Ｍａｎのラウール（２２）が８日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた、同局系ドラマ「愛の、がっこう。」（１０日スタート。木曜、後１０・００）の制作発表会見に出席した。高校教師とホストによる禁断で純粋な愛を描いた作品で、ラウールはホスト役に初挑戦。抜群のスタイルが際立つストライプスーツ姿で「よろしくお願いします。よいしょっ！」とホスト風にあいさつし、主演の木村文乃（３７）、共演の田中みな実（３８）、中島歩（３６）、沢村一樹（５７）とのトークで盛り上がった。

　すれ違うことすらないはずの２人が出会い、大きな隔たりを越えて引かれ合うラブストーリー。登場人物の誰もが秘密を抱えており、木村が「形容しがたいゾワゾワ感がある」と作品の魅力を語ると、ラウールは「気持ち良い瞬間はなかなかこないので、じっくり待ってもらえたら。一回も来ないかもしれないけど、皆でいつかは気持ち良くなれるのかな…と思う夏なのかなと思う」と続けた。

　ホスト役として“夜の世界”に入り込む。「ちょっと触れていいのか分からない世界だけど、（役の）カヲルというホスト像はいとおしくて演じていて楽しい」と語り、役を演じる上で「最初どうやって取り組んだら良いのか分からなかったけど、自分がステージに立っている時と同じニュアンスも含まれているなと思って」とアイドルとしての自分を役作りに生かしたことを明かした。

　撮影を通して知った共演者の一面を披露。ラウールと共演シーンが多い木村は「ラウールさんのすっぴんがかわいい。リハーサルでメークをしていない姿を見たら、２１歳（現在２２歳）のかわいい男の子だった。ミステリアスなイメージの役が多いけど、メークしなかったら、普通の男の子の役がめっちゃ来そう」と暴露し、ラウールは「ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべた。

　タイトルにちなみ、恋に悩める人たちにアドバイスした。大切な人に愛を伝える時の言葉を問われたラウールは「大好きだよ」とストレートなセリフを放ちながらも、羞恥心で斜め下を向いた。これを見ていた田中が「カメラに向かって言ってみて？」と促し、ラウールは「敏腕マネジャーですか」とツッコみつつ、再度愛の言葉を放っていた。