BTS・SUGA 病院建設のために5億円を寄付 音楽プログラム開発にも参加 秘話を公開
韓国のセブランス病院は24日、YouTubeチャンネルで21日に韓国軍を除隊(招集解除)したばかりのBTS・SUGAが行っていたボランティア姿と秘話を公開した。
SUGAは最近、自閉症スペクトラム障害児・青少年治療センター建設のため、同病院へ50億ウォン(約5億円)を寄付したことが発表されたが、金銭的支援だけでなく、ボランティア活動も行っていたことが明かされた。
セブランス病院・チョン・グナ小児精神科教授の証言によると、SUGAは昨年11月に「音楽の才能寄付がしたい」と、連絡して来たという。当時、社会服務要員として代替服務中だったSUGAは週末の時間を使って、子どもたちの情緒回復と、社会性向上のためのプログラム「MIND」に参加。自身の正体を明かさず、本名のミン・ユンギとして子どもたちと接し、音楽の授業を行っていたと伝えた。
チョン教授は「初対面の時、私が書いた500ページにもおよぶ教科書の大部分を読んできていた」と、誠実な姿勢に感動したとコメント。また「遅刻したことはなく、誰よりも早く来てギターの練習をし、子どもたちの目線に合わせる努力をしている姿を見て、むしろ私が謙虚な気持ちになった」と明かした。
SUGAは、所属事務所を通して「昨年の7カ月間、チョン・グナ教授とともに行ったプログラムの準備とボランティア活動を通して、音楽は心を表現し、世界とコミュニケーションを図る大切な通路になれるということを、深く感じた」と所感を伝えた。
そんなSUGAの名を冠した「ミン・ユンギ治療センター」は、今年9月に完成する予定だという。
