「風の谷のナウシカ」韓国で25年ぶり再上映 字幕の全面修正 縦→横、で劇的変化へ

 ジブリ映画「風の谷のナウシカ」が、韓国で25年ぶりに再上映されることになったと5日、現地メディアのインサイトなどが報じた。記事によると今回の再上映は、単純な復刻を超えた特別な意味が込められているため、観客の注目を浴びているのだという。

 最も関心を集めているのは、全面修正された字幕だと伝えた。2000年に初公開された当時は“縦字幕”で、1フレーズに込められるテキスト量の制限により、作品の深みや感情を、しっかり伝えることが困難だったという。

 一方、現在の“横字幕”には“縦字幕”のような制約がなく、宮崎駿監督が物語に込めた哲学的なメッセージや、複雑なストーリーをより明確かつ、スムーズに伝えることが可能になったと説明した。

 同メディアは、オンライン動画サービスが普及し、多くのコンテンツが自宅で楽しめる時代に、クラシック・レジェンド映画を、劇場で鑑賞できるということ自体が、特別な意味を持っていると解説した。

 そして全面改訂された字幕で、より深く理解できるようになった本作は、劇場でしか味わえないクラシックアニメの魅力を再発見させ、時代を超えた環境メッセージとして、新世代の観客にも強い感動を与えることが期待されると伝えた。

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