韓国の国民的演歌歌手 飲酒運転事故逃走→マネジャー替え玉出頭で世間から猛批判 上告を断念し実刑が確定
韓国の国民的トロット(演歌)歌手として、人気を集めていたキム・ホジュン(33)が、昨年5月に起こした飲酒運転による当て逃げ事故の裁判に、ようやく終止符が打たれたと16日、現地メディアのハンギョンドットコムなどが報じた。
これに先立ちキム・ホジュンは当時、飲酒運転によりタクシーへ衝突するという事故を起こしたにもかかわらず、現場から逃走。警察からの再三の出頭要請に応じなかっただけでなく、マネジャーに替え玉出頭させたことで、世間から猛批判を浴びていた。
現地メディアによると13日、キム・ホジュン側は裁判所から懲役2年6カ月の判決が下され、これを不服として最高裁へ上告手続きを行ったが、一転して上告を放棄し、実刑が確定したという。
そして、この知らせを受けたキム・ホジュンのファンクラブは、刑期確定同日に「私たちは、この判断を尊重しなければならない」「何より重要なのは、私たちが(キム氏と)ともにできることを、最後まで一緒にやっていくことだ」とコメントしたと伝えた。
一方、キム・ホジュンの飲酒事故隠蔽に関与した罪で起訴された、元所属事務所代表と本部長はそれぞれ、懲役2年と懲役1年6カ月、キム・ホジュンに代わり虚偽で自首したマネジャーは、懲役1年・執行猶予2年が宣告されたという。
