女性漫才師の先駆け ベテラン芸人「静かに身を引こうと」実は一線引いていた「今は主婦」

 女性漫才師の先駆けとなった若井小づえ・みどりの若井みどりが15日、桂小文枝のYouTubeチャンネルに登場。約1年半前に一線を退いていたことを明かした。

 きん枝改め、小文枝のYouTubeで久々に姿を見せたみどりは、晩年は新喜劇を主戦場としていたが「80になったし、セリフも難しい言葉が入ってこない」と苦笑い。年齢的に役どころも女将や学校の校長など、難しい言葉を使うことが多くなり「その時は覚えるが、すぐに忘れる。これはあかんと。なんやったらここ(手首)に(セリフを)書いてごまかしてやってたけど、でもホッと忘れて」とセリフも忘れてしまうことが増えていたという。

 そうなってもそこは新喜劇。「皆が言ってくれて、デーンと(客も)笑ってくれて」と共演者がセリフを忘れたみどりをイジってくれ、客も爆笑してくれるため「笑ったら正解ですからいいですと言ってくれるが、申し訳ないし。そないまでして恥かいてやるのもどうやろうと。ここらが潮時やろうと」と、引退を決意。「なので座長にだけ言って。他に言うと大層になるから」「静かに身を引こうと」と引退したという。

 今は「丸主婦」だといい「毎日スーパー行ってる」と笑顔。小文枝が「寂しくないの?」と聞くも「寂しくない」とキッパリ。こんな主婦生活がもう「1年半かな」と振りかえった。

 小文枝も、今回のYouTubeゲストに新喜劇の人を希望し、「それやったらみどりさんや、と思って連絡したら、吉本辞めたでって。ええ?って。そういや見んなって」と引退は知らなかったという。戻る気は?と聞くも、みどりは「ない」とキッパリ。「また行ったらアホにされるがな。このババア、出たり入ったりって」と笑い飛ばしていた。

 吉本の公式HPには現在もみどりのプロフィールは残されており、籍は残っている模様。

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