超高学歴芸人「教育虐待」が起こりやすいケース「子供を別人格の人間だと思えているかどうか」

 お笑いコンビ・ロザンの宇治原史規と菅広文が11日、自身らのYouTubeチャンネル「ロザンの楽屋」を更新。

 「【東大前駅刺傷事件】教育虐待について」と題した動画を公開した。

 宇治原と菅は、7日に起きた東京メトロ南北線・東大前駅で男性が大学生の乗客を切りつけた事件について概要を議論。容疑者が、動機として「親からの教育虐待を受けていた」と供述していることに関して私見を明かした。

 ロザンの2人は進学校として知られ、ノーベル賞を受賞した山中伸弥京都大教授らを輩出した大阪教育大附属高天王寺校舎の同級生。宇治原は京都大学法学部卒、菅は大阪府立大経済学部中退。

 宇治原は「これ、現行犯で、容疑者もそれを認めてるんで。犯行を行った前提でしゃべってるけど。(容疑者は)教育虐待みたいなことがあったと。自分は親から教育虐待みたいなことがあったということを動機にして。もちろん、言語道断というかね。動機がなんであれ、ああいう形でっていうのは何があったってあかん。それはもちろんとして、事件の話とは別で、そういう教育虐待っていうものに関しては以前からいろんな新聞とかメディア、色々取り上げられてて」と切り出した。

 さらに宇治原は「例えば中学受験とか、小学生の親御さんがあまりにも要は必死になりすぎて。要は教育熱心っていうのと教育虐待っていうのの境目をみんな分かっとかないといけないし」と問題を提起。

 つづけて「自分らも親やから、どういう進路でって、子供のことをもちろん考えて。例えば、何か習い事こんなんした方がいいかなとか、お金を出すっていうのは、あって然るべき。その家庭ごとの考え方でええやん。やらせた方がええっていうのも、やらせない方がええっていうのも、ないしね。それ、親がある程度決めなあかんから、一体どこまでが教育虐待みたいなことにならないかっていうのの線引きをしとかないといけない」と話した。

 宇治原は「子供は別人だと思えてるかどうかね。菅さんもよく言ってるけど、(子供と)自分とは別人格の人間であるときっちり思えてるかどうか。(子供を)自分の作品だと思う保護者もいるわけ。分析によるとね。そういう場合に虐待って起こりやすい。教育虐待自体はね。子を育て上げて、こういう学校に行って、こういう仕事をする。それが、保護者側が、自分が作り上げたという感覚に陥ってしまってはいけない」などと話していた。

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