韓国の名バイプレーヤー 新ドラマで再び悪役に変身「普通の顔をしたモンスター」に期待
韓国ドラマ「椿の花咲く頃」「ストーブリーグ」「サイコだけど大丈夫」などに出演し、“千の顔を持つ俳優”として知られる俳優のオ・ジョンセが、パク・ボゴムの主演ドラマ「グッドボーイ」で、新たな悪役キャラクターを誕生させると12日、現地メディアのスポーツ朝鮮が報じた。
「グッドボーイ」は、特別採用で警察官となったメダリストたちが、メダルの代わりに警察の身分証を首から提げ、不道徳と反則がはびこる世の中に立ち向かっていく、アクションコメディー青春劇だ。オ・ジョンセは劇中、関税庁の税関職員・ミン・ジュヨン役を演じ、インソン市をひそかに支配し、若者たちを揺るがす、強力な存在感を予告しているという。
細やかな演技で定評のあるオ・ジョンセは、本作で演じる役について「ドラマの中でモンスターというには、以前にも実在しており、現在も変わらず私たちのそばに実存していて、これからも私たちの周辺に住んで息をしている、普通の顔をしたリアルモンスター」と分析。そして「大きくない変化で、最も極大化された変化を表現したかった。最も平凡な顔をして、最も醜いモンスターの本質を、しっかり演じたい」と説明したという。
実際「外見の設定から、入念にアプローチした」と言い、見た目は端正ながら、実は最も高価な衣服を着用しているという設定を、自ら提案したことを伝えた。
そんなオ・ジョンセ演じるミン・ジュヨンの「普通の顔をしたモンスター」が、視聴者の脳裏にどのような痕跡を残すのか、期待が高まっているという。
ドラマ「グッドボーイ」は31日より現地で放送が開始され、日本ではAmazon Prime Videoで配信が予定されている。
