北大路欣也「仁義なき戦い」広島ロケ撮影前に本職へ「正しくごあいさつ」MC驚き「仁義ある撮影だった」

 俳優の北大路欣也(82)が11日、都内で「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトの一環として映画「仁義なき戦い 広島死闘篇」の舞台あいさつに登場。1973年4月28日公開の本作についての思い出を語った。

 本作は、シリーズ第1作では現地の情勢を考慮して実現しなかった広島ロケを敢行。イベント中、司会を務めた笠井信輔アナ(62)から「抗争の残り香があるということで、暴力団のみなさんも(撮影を)見学というか集まってきたりしたのではないですか」と質問。北大路は「いや、撮影の前にちゃんと、正しくごあいさつをして。『この役をやらせていただきます』とちゃんとごあいさつをして」と説明した。

 笠井アナは「52年前ですからね、暴対法の前の前ですから」としながら「そういった“仁義”は切ったわけですね。仁義ある撮影だったと」と続けて質問。北大路は「とにかく、すごい清流もあれば濁流もある。それは人生そのものですよ。清流だけの人なんて1人もいないと思います」と前置きしつつ「でもその世界はその世界。われわれは『仁義なき戦い 広島死闘篇』の出演者ですから。その役をやる人間として、役者の情熱をお互いにぶつけ合うのがメインだった」と語った。

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