「ダウンタウンDX」6月で電撃終了 長寿番組が32年の歴史に幕 2人とも活動休止中で「総合的に判断した結果」
日本テレビ系「ダウンタウンDX」(木曜、後10・00)が6月26日の放送をもって終了することが21日、分かった。番組を制作する読売テレビが発表した。1993年10月から放送されてきた長寿番組が、32年の歴史に幕を下ろすことなる。後番組については改めて発表される。
同局はこの日、報道各社に文書で「弊社として番組の今後について検討する中、ダウンタウンのお二人より、『活動休止によって多くの関係者の方々にご迷惑をおかけしている』との意向も所属事務所を通じていただき、総合的に判断した結果、放送終了に至りました」と説明。「これまで番組をご覧くださった皆さまへの感謝を込めて、最後まで笑いを届けてまいりますので、皆様、是非ともご覧ください」と続けた。
松本人志が昨年1月8日に活動休止を発表、以降は相方の浜田雅功が一人で番組を支えてきたが、浜田も今年3月10日に体調不良で一時休養することを発表。4月3日放送分からMCに代役を立てている。読売テレビ関係者はデイリースポーツの取材に対し、終了を検討した時期については触れず、「テレビ全体の、視聴環境の変化の中、継続的に検討していた総合判断の結果です」とした。
30年を超える長寿番組だけに、ダウンタウンの2人にとっても思い入れは強いとみられるが、現在は2人とも出演していない状態。このまま番組が終了してしまう可能性もあるが、同局は浜田の復帰時期については「番組編成して、見ていただきます」とし、松本が出演する可能性に関しても「番組内容についてはお話しできません」と話すにとどめた。
