女優の永野芽郁が１５日、都内の高校で行われた、主演映画「かくかくしかじか」（５月１６日公開）のイベント「高校プレミア」に共演の大泉洋らと出席した。

　永野らキャスト陣が姿を現した瞬間、集まった生徒約５３０人は思わず「ギャー！」と絶叫。生徒たちのそばでフォトセッションが行われると、キャスト陣が目線を送るだけで黄色い悲鳴が何度も起こり、キャスト陣も思わず苦笑い。大泉は耳を抑える程の声量が、トークセッションに入るまでおよそ４０分以上にもわたり会場に響き渡った。

　華やかなドレス姿の永野は、その盛り上がりように「本当に皆さん元気で、朝ちょっと眠かったんですけど一瞬で眠気が覚めました」と笑顔。大泉は「本当に君たちは朝からどこまで元気なんですか！」と引き気味。「このあとの授業でもう喉つぶれてるんじゃないの！？本当に盛り上げてくれてありがとう！」と感謝も口にした。

　今作は人気漫画家の東村アキコ氏の実話をもとにした漫画が原作。自らがずっと描けなかった、人生を変えた恩師との出会いと別れの９年間を描いた物語となっている。

　漫画家を夢見る主人公の高校生・明子を演じた永野は、自身の高校時代を回想。すでに朝ドラに出演するなどで「学生時代もずっとこのお仕事をしていたので、あんまり学校にすごく通えたかと言われるとそうではなかった」としながら、「ちょっと全日で通うのは難しいかもしれないってなった時に、最後仲良い友達がみんな寄せ書きをくれて、窓からお見送りしてくれた記憶がいまだにずっと覚えてて。学生の頃にできる友達って本当に大事なんだなっていうのを覚えてますね」としみじみ語っていた。