人気芸人が証言、無名時代「男はつらいよ」出演で渥美清さん「第二の寅さんはお前に任せたぞ」「僕にもそういう時代があった」
テレビ朝日「出川一茂ホラン☆フシギな会」が5日に放送され、出川哲朗が映画「男はつらいよ」に出演した際の秘話を明かした。
MC3人の懐かし映像が公開され、出川のターンでは「男はつらいよ 幸福の青い鳥」(1986年公開)での演技が取り上げられた。
柴又の住人役で「すごいでしょ、僕。寅さん出てるんですよ。渥美清さんにもお会いしてるし。いま芸能界でお会いした人なんて限られてるじゃないですか」と胸を張った。
「忘れもしないのが」と切り出し「柴又の住民のシーンなんだけど、本番前に待ってるじゃないですか。渥美さんと並んでたんだけど、僕は名前も全然なくてアルバイトのエキストラに毛が生えたたようなとこだったんですけど、渥美さんが『君は普段はなにをやってるんだい?』って。『これだけじゃ食べられないんで、朝から晩まで通しでアルバイトしてます』って(言った)。そしたら『僕にもそういう時代があったなぁ』って遠くをみたんですよ」と回想した。
続けて「会話はそこで終わったんだけど、僕にははっきり聞こえたんですよ。『第二の寅さんはお前に任せたぞ』ってはっきり聞こえた」とうなづいた。
怪しげなエピソードにホラン千秋は「妄想じゃない?」、長嶋一茂も「飛躍しすぎでしょ」とつっこみ。出川は「何か言いたげに『俺にもそんな時代があったな。だから、お前も頑張れよ』って言いたかったと思うんですよ」と粘り「渥美さんは人見知りの人だから自分から話なんてまずないらしいんですよ。『だから、出川くんよく覚えてるんだよ』って言われたのは、すごく覚えてます」と懐かしんだ。
