【フジ】高級Hスイート飲み会で中居氏に体触られたQアナ 「タレントU」と離席のRアナ 中居氏から「唐突退出」合図で男2・女2構図に
中居正広氏と女性のトラブルに端を発した問題で、フジテレビは3月31日、第三者委員会の調査報告書を公表。中居氏による「性暴力」があったと認定した。被害を受けたのは当時フジテレビのアナウンサー(Aアナ)で、23年6月に体調不良で休養し、摂食障害や鬱(うつ)病で入院し、PTSDと診断され、昨年8月末で退社したことも明らかにした。
報告書ではトラブルの前段で、2021年12月に、Aアナを含めた女性アナ4人と、中居氏とタレントU(※報告書の登場順のアルファベット表記。イニシャルではないとみられる)、中居と近しい編成部長B(当時)らフジ社員らが参加し、高級外資系ホテルのスイートルームで飲み会があったとした。
飲み会の途中の午後10時ごろ、中居氏が唐突に同席していたフジ幹部らに退出を促し、中居氏、タレントU、女性アナQ氏、女性アナR氏の「男性2人、女性アナ2人」だけが部屋に残る状況となったという。
ベッドルームの隣のリビングルームで、Qアナと中居氏、RアナとU氏がソファに横並びで座る形に。トイレに行くために席を立ったRアナをUが追いかけ、リビングには中居氏とQアナが2人きりに。この時、Qアナは、中居氏からヒザや肩、鎖骨付近に手を触れられ、顔を近づけられるなどの行為があったが、機嫌を損ねないように手をどけたり、体を離すなどしながら、やりすごしたという。
一方、中居氏は、この飲み会の場にQアナがいたかどうかも覚えていない、ましてや横にいた女性の体に触ったことなどはない、と否定したが、「この時の記憶が全体的に薄いとのことで、曖昧な回答に終始している」などから、中居氏の証言は「信用性に欠ける」と断定している。
その後、RアナとU氏がリビングに戻り、4人でしばらく会話をしたが、午前0時ごろ、中居氏が帰宅。残った3人で部屋飲みをし、1時間ほどでQ氏が、B氏とともに「唐突に退出」させられたB氏の部下であるスタッフに連絡。その後、B氏らが片付けや精算のため、部屋に戻ったが、その時点でU氏の姿はなく、帰宅していた。
