石破首相 10万円商品券→国会で猛反論「選挙頑張ろうね話も政治活動と言われたら、天気かプロ野球の話しかできない」 公邸会食は慰労会だと譲らず

 参院予算委の集中審議で答弁する石破首相
 参院予算委の集中審議で答弁する石破首相
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 19日の参院予算委では、石破茂首相が首相公邸で自民党衆院議員1期生15人を集めて会食した際、土産名目で1人当たり10万円分の商品券を配っていた問題に対する追及質問が相次いだ。

 石破首相は、会合は「慰労」目的で、政治資金規正法が禁じている「政治活動に関する寄附」には当たらないとの主張を繰り返した。

 小沼巧議員が、「派閥の親分が現金や商品券をバラまく。寄付禁止に抵触しない格好を装って、無理やりでも政治活動ができてしまう。裏金事件の問題構造と同じ」とただした。

 石破首相は「もともと会合自体が慰労会という名目どころか実際にそれで、やっておるわけです。私も40年近くこの仕事をやっておりますが、そういう(政治活動)目的の会合と、本当に懇親慰労目的の会合はまったく違う性質のもの」と主張した。

 「そこで何が話し合われたかもそうであって、じゃあ選挙頑張ろうねということも政治活動だと言われちゃいますと、もう天気の話かプロ野球の話くらいしかできなくなっちゃうわけで」とし「その会合の趣旨が何であり、その意図が何であったか。法の趣旨から考えて政治活動に当たるものではない」と述べた。

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