玉川徹氏 「本当はプラス600万トン作ることができる」コメの国内生産能力について言及

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が18日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。値上がりが続くコメ価格について言及した。

 番組では、17日に発表されたスーパーでの米平均価格(全国100店舗)が5キロ4077円で、前年の約2倍に高騰していることを取り上げた。

 羽鳥アナは「値段を下げるために備蓄米を放出するのではなく、流通を円滑にするためにということだった。とはいえ下がるんじゃないかと言われていた。下がらないですね」と高止まりしていることを危ぶんだ。

 玉川氏は「これが今の需要と供給による正しい価格となるんじゃないですか」との見解を示した。その上で「下げるためにはどうするかというと、番組で何回もやってますが、今まで実質的な減反政策をやってきた。需要に合わせて生産量を減らしてきた。これを転換したらいいんじゃないかとずっと言ってますよね。農家はいっぱい作って。そうすれば米の値段は下がる。もし基準価格から下がればそれは政府が補償する。需要以上に作られたぶんは輸出する。いままでと180度転換すればいいんじゃないかとずっと言ってきて、転換するみたいですね」と述べた。

 玉川氏はさらに、「今まで農水省は日本のお米短粒米が日本以外で食べられているところが少ないので輸出できないと言っていた。江藤農水大臣が1000万トン輸出用の短粒米があると言っている。日本の消費量が700万トン。本当はプラス600万トン作ることができる」とコメ生産についての潜在能力を指摘した。

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