宝塚音楽学校第111期卒業式 首席の光田悠那さん「どんなに辛い時もみんなが夢に向かって輝く姿を見ると元気に」

 タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校(中西達也校長)の第111期生卒業式が1日、兵庫県宝塚市の同校で行われ、2年間舞台人に必要なレッスンに励んだ39人が巣立った。コロナ禍では中止されていた生の歌声や、予科生から卒業生へのブーケ手渡しも、昨年同様に行われた。

 主席の「小林一三賞」に選ばれた光田悠那さんは卒業生答辞で「どんなに辛い時も、みんなが夢に向かって輝く姿を見ると元気になりました。これから先、悩むことがあっても、2年間というみんなで過ごした幸せがいっぱい詰まった時間を思い出せば、どんな壁も乗り越えていけると思います。みんなで笑った時間、励まし合った時間、全てが大切な思い出、一生の宝物です」と振り返った。

 成績優秀者の「校長賞」に選ばれた三枝友梨乃さんは「憧れだった宝塚音楽学校で厳しくも楽しく芸事を教えていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからの生活に緊張もありますが、喜びで胸がいっぱいの気持ちです」と笑顔で語った。

 第111期生は、4月19日開幕の宝塚大劇場星組公演「阿修羅城の瞳/エスペラント!」(~6月1日)で初舞台を踏む。

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