吉永小百合&神木隆之介が司会初“共演” 映画での共演提案に神木「どこでも僕、飛んで行くので」
東京映画記者会(デイリースポーツなどスポーツ紙在京7社で構成)が制定する第67回ブルーリボン賞の授賞式が12日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。
ブルーリボン賞は前年の主演男女優賞の受賞者が司会を務める慣例があり、今年は吉永小百合と神木隆之介(31)が担当した。
2人は過去に共演経験がなく、今回は司会という形で初共演が実現。吉永が式の締めで「今まで一度もご一緒したことがないですね、私たちね。ぜひ今度またご一緒に仕事をさせていただきたい、映画でやりたいというふうに思います」と映画での共演を提案すると、神木は「どこでも僕、飛んで行くので、ぜひよろしくお願いいたします!」と即答した。
日本映画黄金期からの大スターの司会に、受賞者たちも大興奮だ。
「キングダム 大将軍の帰還」で助演男優賞の大沢たかおは、吉永に「ラストの演説は本当に素晴らしかった。グイグイと胸に響いてきました」と褒めちぎられ、「まさか見ていただけたんですか?今日、僕は目が合ってしゃべれるだけで感動で、母親が泣いて喜ぶと思います」と歓喜。
「あんのこと」で監督賞の入江悠氏は、同作で主演女優賞の河合優実への祝福コメントを求められて「吉永さんから急にむちゃ振りをもらえる人生が来るとは思っていなかったんで…ありがとうございます」、「侍タイムスリッパー」で作品賞の安田監督も「吉永さんと人生で初めて言葉をかわしたのが、緊張感がすごく上がっている」と、ともに吉永とのやりとりに感激していた。
